2023/03/14 22:54
「塩の道」とは、古代から近代にかけて、日本の東西を結ぶ重要な交易路のいくつかの呼び名で、主に日本海側の塩を西国に輸送するために利用された道のことを指します。
この道は、北陸地方の能登半島や越後地方、信濃地方、そして山陰地方を結んでおり、主に険しい山岳地帯や急流を通り抜けるルートとなっています。また、この道は、塩だけでなく、織物、漆器、茶などの品物も輸送され、東西文化の交流を促しました。
現代でも、この道には「塩の道ネットワーク」という観光ルートが整備され、歴史的な街並みや自然豊かな風景を楽しむことができます。